他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

熱産生

原語のつづりを知っているものがローマ字つづりになっていると、頓狂で愛嬌があるように見える気がする事がある。butterはbata-になる。長音が入るものはそうなる確率が高いのではないか。一日、目が乾いていた。ものすごく、カラッカラというわけではないけれど、常に欠乏を感じる乾き具合だった。私の目などいつオシャカになってもおかしくないから、こういう些細な違和感が出発点な場合もあるのでしょう。この前人と会った時の会話内容を再び思い出したが、私が最も著名なメッセージアプリを使わない理由は、ひとつにはスタンプを送られるのが嫌だからというのがある。人生のキーワードのひとつとして、おそらく「観点の対格」があるから、それを欠いた、図像的なコミュニケーションがどうしても許せないのである。どうでもいいスタンプならいいが、どうでもいいスタンプはいつまでならどうでもいいスタンプでいられるかという問題もある。電球に鉛筆が突き刺さっているスタンプだって、いつその文脈を発見するか知れない。意味がない、という事などないのかもしれない。それはまあ、そうか。明日から断続的に行ったり来たりするので、冷蔵庫の中身を悲劇が起きないように整理した。かつては蜜柑か何かを放ったままで、床が黒く腐りかけるみたいな事があったので、ダメージの計算には敏感になっている。生ごみは、ある程度処理してはいるけれど、どうしよう。一旦捨てるのをお願いしてリセットしておくのがいいか。これこれこんな感じなんです、と挨拶に行ったら、大家さんからまたものをもらった。またもらってしまった。よくものをもらう。靴下とハンカチをもらった。私が平生持ち歩いているハンドタオルではなくて、ハンカチハンカチしたハンカチだった。タオル地の吸収性を絶対的に信頼しているからハンドタオルを持ち歩いているわけだが、ハンカチハンカチしたハンカチってどうなのだろう。試してみるか。