他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

マスカットきらきらgleamin'

椀の底の方の米が異様にべちゃっとしていて、よく嗅いだら危ない匂いがしたので一部捨ててしまった。すまねえ、と心の中で謝りながら、炊いてからよそったご飯を室温で置いておける日々は終わってしまったのだなあ、ずぼらなので悲しい気持ちになった。前は2日間くらいほっといても平気だったが、湿度温度共にグーンと伸びてきたきょうび、さすがに保たなかったらしい。ちょっと納豆と同じ匂いがした。髪を切りに行った。今日切ってくれた人は、かなりすっぱり(すっぱり?)梳いてくれたので、だいぶぺったんこになった。時々エアーインテーク気味にもっちょりしていたので、毛の生え替わりでごっそり抜けたらこんな気持ちかもしれない。切った髪の量が多いのと、混じっている白髪の本数が多かったので、そんなにストレスを感じるほど一生懸命生きている覚えはないが、一体どうしたことだ、と思った。昼飯を食った店の前の席の人が、人生で屈指の汚い箸の持ち方をしていた。握り拳タイプが最も理解不能であるが、今日のもいい勝負だった。それで何が持てる、と思った。本屋で東海林さだおの本を少し買った。人生で一回くらいは読んでおこうかなシリーズのひとつだった。おもしろいが、そんなに取り立てておもしろいかというと、私はそうではない。銀河ヒッチハイクガイドくらいのものを私は求めている。劇薬に慣れると、さらに強い劇薬しか感じられなくなる。the more, the moreである。ジップロックに幽閉しているはずなのに生ゴミの匂いが這い出してくること頻りだったため、ついに口をガムテープで閉じ始めた。これでどうにかならなかったら、諸手を挙げて諦めるつもりである。