他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

汚穢の羽衣

洗濯物を干した。窓の外でガチャガチャと金属音が聞こえて、さらにその距離が至近だったので、窓から来る古典的な強盗かいやまさかと思って目を凝らすと(もともと相当だった近視がものすごい勢いで進み、だんだんバカにできなくなってきた)、黒い尻尾がちょんと見えたので、どうやらカラスが物干し竿にひっつかまってぐおんぐおんどしんどしんしていたらしい。なぜゆえ私の家の物干し竿に用があったのか。前の家、前の前の家だっけか、では、屋外の物干し竿にかけっぱなしにしていた針金タイプのハンガーが、巣作りのためにカラスにパクられていた。その経験と辛苦を活かし、今は屋内にハンガーを保管する事にしているのでナシ。つまり? ピンチハンガーでもパクろうとしたのだろうか。複雑なギミックとはとても言えないが、視力検査のCみたいな形の部分を開閉するには結構な力が必要だ。なんで来たのだろう。近くの路地で、何かの弁当が食い荒らされて散らかった跡があったから、あれの下手人があのカラスだったのやもしれない。部屋を掃除した。しないとしないので、しようと思ってした。ここに至るまで長かった。少なくとも、去年12月から微塵も手をつけていない箇所はあった。適当に掃除機をかける、その前に、かけるのを阻む洗濯物の散らかりがあったので、そいつらを畳んで買って来た折りたたみ布ボックスに詰める。ここは適当でいい。直方体2つに衣類を押し込めるだけで、随分と変わるものだ。掃除機。昨年末から滞っていたエリアを解放する。リュックの中から、読もうと思って買っていた本を発見し、押入れの入り口に放る。取りやすいが、押入れを開かなければいけない時点で読まない気もする。机横にある棚の最下段、ダークマターエリアにどうでもいいものを置いておく。いつかに買ったアナル用指サックがころっと出てきて、「?????」になった。10個入りで120円くらいだったっぽいから、安いなと思った。なんで2つも、というかどうして買ったんだろう。半年に1回くらい突然アダルトショップに行く衝動にさらわれる日があるから、そのせいか。よく分からん。床が前より2割弱広く見えるし感じるし、実際「歩きやすく」なった。なんだそのバロメータは、と思うが、入り口から部屋奥の机まで明らかに歩きやすくなった。はて。雑巾掛けをすると、引くほど埃が引っかかって気持ち悪かった。こまめにやろうと、思いはした。やるかどうかは別だ。風呂場の電球が切れた。買い物に行ったのに買うのを忘れていた。バカ。明日から、今回の風古戦場だけはマジにやるので、24日くらいまで毎日「お肉集めた」「いちにちめ!」くらいしか書かなく、書けなくなると思う。一度、空の果てを見てきたいと思います。がんばるぞ。

豆腐の水抜き

掃除しないだろうなと思ったら掃除しなかった。朝、ちょっと目が覚めた拍子に、聞き慣れた嫌な軽い音が聞こえて、うげえと思って窓を見るとやっぱりゆるやかに雨が降っていた。頭が鈍重な感覚があったので、諦めてもう少し寝た。非人称主語itに対する不貞寝である。ぶうたれて布団を引っ被る事を不貞寝と言うのだと思うが、不貞とはここでは一体どういう意味なのだろうか。不貞を働くの意味での不貞だと、ものすごく淫らで猥褻な事になってしまう。普段からエロ漫画をいっぱい読んでいるので、淫らも猥褻もどのラインからどうなのか、判断がつかなくなってしまった事はここだけの秘密である。他に、貞淑、貞子、くらいしか該当漢字を含む言葉に思い当たらないのだが、中る(あたる)のような、こちらの勉強が足りないタイプの知識なのだろうか。最近、漢籍の知識って重要なんだろうなと窺われてきたところなのだが、あちらもものすごい深みのエリアであるから、想像するだけで途方に暮れそうになる。昨日買ってきたマウスは、PC本体でカーソルの追尾スピードを一段階上げたところ、ほぼほぼ直感通りについてきてくれるようになった。しかし、それでも、タッチパッドでついついと指先でちょいちょいする方が速く、ものすごく微妙な顔になっている。PCは周辺用品がひとつ増える事による空間的コストがバカにならないと考えているので、これはちょっとリターンが見合わないかなと思わないでもない。入力デバイスだけで言えば、机がでっかかったら、板ペンタブレットとキーボードの組み合わせが随分身体に馴染んでいるのであれがいいのだが、机がでっかくないしすぐ横に壁がある配置をしているから、部屋を大きく模様替えする必要が出てくるだろう。模様替え、ひいては引っ越しなんて、やらなければ死んでしまうくらいにならなければしたくもない作業なのだが、引っ越しが無性に好きなタイプの人もいて、世は様々であるなあと思う。何回かしたが、つまり何回かしかしていないが、やるたびに二度と絶対やりたくないと思う。必要が生じるのでやらざるを得なかったりはする。でもめんどくさい。本をダンボールに詰める作業が特にめんどくさい。本棚をそのまま搬出して移植できればどんなに楽かと思ったが、免許を持っていないし車を出してもらうような人もいないし……。ブラックサンダーカカオ強めを食べたところ、舌が順応したのか、苦味の中に何か見出すものがあった。

case buy case

マウスを持っていなかったのでマウスを買ってきた。マウスが必要なかった理由は、Macに標準搭載されているタッチパッドが異様に使い勝手が良く、マウスを必要とする場面がほとんどなかったからである。あるとすれば、ごくたまにタッチパッドの機嫌が悪くなって反応が鈍くなるので、そこでちらと頭をよぎった程度か。ただ、普通のマウスは小さすぎて手を持て余したり、特にクリック以外の機能を持っておらずそっけなかったりと、なんだかつまらなかったので、エルゴノミクスマウスを買ってみた。手を自然状態の傾きでポンと置ける、かなりストレスフリーで機能的な匂いがある。ただ、MacのいいところはMacであるところ、Macの悪いところはMacであるところで、肝心のサイドボタン、これでブラウザバックと進むが機能上可能らしいのだが、それはMacOSには対応していないらしい。おいぃ……。右手だけでほぼ全てが完結できるかと思ったが、そうでもなかった。期待していたよりもほんの少しカーソルが走る速度も遅く、概としてはありだが、細としては目につくところ少なからずという感じになった。この、いいねボタンを7割くらい押下しているような微妙な感じ、分かるだろうか。人生でほとんどいいねボタンを押した事がないが。変換によると、実際にはいいねとボタンの間には感嘆符が挟まるものらしい。ふ〜ん。何と言うか……。エルゴノミクスマウスを持つ時の手の感じ……。想像でおっぱいを揉んでみる時の、手が閉じる最終フェースの形に近い。想像なのでとやかく言われると参るが、そんな感じだと自分の中で納得される部分があった。それっぽい言い方をすれば、エルゴノミクスっぱいです。机の下もそこそこゴミというか吹き溜まってきたあれそれが存在感を主張し始めてきていたので、明日細々買い物するついでに掃除もやろうかと思っているが、やるかどうか自分で怪しく思っている時点でダメな気もする。甘いものが食べたくなったので、ミスドに行ってダブルチョコレートとゴールデンチョコレートを買った。チョコレートが好きだな。めちゃくちゃチョコレートを食べている。酒は飲めない飲まないなので肝臓はやらないと思うが、糖分で糖尿かましそうな気がひしひしとする。生活の中で、軽い労力で変化をもたらす部分が食事しかないので、ここに必然的に皺寄せというか凝集する。有名店に食べに行きたい欲はないし、ハイグレードなものに対する憧れもビチャビチャに薄いので、駄菓子、しょっぱいのとかスナック系とか好きじゃないし、必然的に……。甘いな。

セロハンテープ豪腕

冷蔵庫と流し台の狭間に白むまで埃が溜まっている事を発見した。この前雑巾を買ってきた。拭かなくちゃ。空の色が変わって、天気が目に見えて崩れそうな瞬間があった。自然の顔色を感じた。流し台の排水口が完全に詰まった感じがある。流したての状態だとheight7割まで迫っていて、おやこれは怪しいねえと思った。そういえば排水口も大して掃除してない、家の中で適当で掃除していない場所はたーくさんある事に思い当たってしまった。さて……。あったかい日だった。暖房をつけると暑いし、膝掛けがふわんふわんの半纏だと十分なくらい。今日も特に何をしたわけではないから、書く事をひねり出していかなければいけない。ピンチハンガーにピンチを紐付けている細いプラの部分が死に始めた。つまんでパチン、取り外すのにパチンすると、柔らかい音を立ててぷちぷち断線するようになってきた。ハンガーと同じように、洗濯ごと毎回毎回屋内に取り込めばいいのかもしれないが、いちいちやるのもなあ……。外気に晒されて風化劣化が自然状態で進んでいる。太陽を浴びて雨に打たれ、風に嬲られて。ダメだなあ、今日は文章書ける頭じゃないなあ。昨日の夜ご飯で作った焼き飯が、溶き卵も抱き込んでフライパンにこびりつきおったので、一晩水に漬けておいたら、まあ、落ちるには落ちた。ブラックサンダーのミニバーがうまうまなので、大袋で買ってきてもくもくしていたところ、別バージョンとしてカカオ多め? みたいなやつがあって、明治の板チョコは黒ラベルが好きだから買ってみた。オトナのブラックサンダーかな? パッケージにカカオ72%と書いてあるのに、そのすぐ下に※で製品中カカオ40%と書いてあるのがよく分からないが、これがまあ苦い。すごい苦い。料理のコゲのような、匂いを伴うような苦さではなく、香りを含んだ苦さだが、それにしても苦い。ブラックサンダーのいいところは、カカオパウダーとパフの糖分延べ棒がチョコレートでコーティングされているべたべたに甘い頭の悪さにあると思うのだが、大人のブラックサンダーはその気配がとことん薄い。甘くないわけではないが、カカオ(多分カカオ)の強烈な苦さが全てのパーソナリティを剥奪している。苦い何かを食べている感覚しか残らない。これはこれですごい。すごく頭が痛い。痛いというか中に存在するモノが応答しない。オフセット印刷は、思ったよりも高い印刷方法だと知った。いちいち版を作るわけだし、確かにそうかも。

寝顔福笑い

体調が悪かったので午後まで寝ていた。身体の調子というか、主に喉の調子が奮わない。右顎最奥の親知らずが歯肉の端を押し上げ、その周辺が痛みは伴わないものの熱くじんじんと腫れ咽頭がいがいがするような感覚が続いている。痛くないとは言ったが、たまに痛い。ただでさえ噛み合わせが壊滅的に悪いのに、定常の状態でいるとふと上顎の歯が触れたりしてそれはそれでまた痛い。今までもちょくちょくあった事なので騒ぎはしないが、さっさと治ってくれないかなと思っている。喉が痛いのは風邪なのか否か。夜の空気も随分ねっとりしてきて、季節が春に移り変わろうとしているのが肌で分かるが、こんな半端なところで風邪を引くような真似はしたくないので、手洗いうがいはきちんとする。湯沸かし器をつけていない時の、外壁外気温直送のキンキンに冷えた水を手に受けて血管がぐぐぐと縮こまりもげそうになる感覚は、何度味わっても内股になって身体がもぞもぞするような辛さがあり、洗い物のような長時間流水とスキンシップを取らなければいけない場面では絶対にお湯にした方がいい。たまに、風呂場のシャワーに手を当てると血管がぶわっと広がる激痛が走ってびっくりする。家事は身体にできるだけ優しい方向で執り行っていかないと心がついてこない。IH調理器の換気ファンが少しうるさかったので、埃を取り除いてやらねばならない頃合いかもしれん。というか、買ってきてから、天板をたまに拭く以外は(それもめちゃくちゃ適当に)何一つメンテナンスらしい事をしてやっていない。ついでに、エアコン、炊飯器、IH調理器という3つの家電のプラグが、2つしかコンセントがないエリアに位置しており、どれかを使うときはどれかを引っこ抜く必要が発生する可能性もある面倒さの存在も思い出した。2口ソケットみたいな、便利アイテムを百円均一でいいから買ってこようと思ったのだったが見事に忘れていた。よく通りすがる店に、下手っぴな字で、「求人募集!!!」と書いて破裂吹き出しで囲った、薄くて安そうな質感のペラペラしたコピー紙がウインドウにはっつけてあった。書かれていた内容を見るにアルバイト募集の掲示だったのだが、待てよ、と。求人募集ってなんだと。求人! アルバイト募集! ならば分かる。人を求めています、募集しています、なら分かる。人を求めている人を募集します、求人募集ならこちらになってしまうのではないか。それって求人サイトが書く文句で、店が出す文句ではないだろう。納得いかねえ〜〜〜と思いながら通り過ぎた。

硫酸性の涙

サイコとサイケは psyche ψυχήから来ているのだと思うが、言葉として持つ意味が違う方向に行ってしまったのは面白いような気もするし別に取り立てるような事ではないような気もする。サイコは擦り切れ過ぎて活力を失っている、と思う。サイケ。そもそも耳にもしない。サイケミュージックという並びを最近見た気がするが、それ以外ではどうぶつの森のサイケな服くらいだと思う。何と言うか、みょんみょんした感じがサイケなのだろうか。玄関脇の靴箱上に積み上げ続けたDMやいらないチラシがそろそろ目に余ってきて、一息にぽいと捨てたくなってきた。資源ごみの非常に厄介なところは、捨てようと思った時には向きなり重なりがバラバラでむんずと掴み紐で縛り上げる事ができないという点にある。都度都度の、後の事を考えた積み上げ方が重要になってくる。平たいカゴにビニル紐を十字に敷き、その上に重ねていけば気楽に資源ごみがまとめられると思いついた日もあったが、道具立てが揃っていなければやらないものである。やらなかったので、heap of dustが完成した。紙袋にどしどし詰め込んで、ガムテで口を閉じて手頃に搬出してやろうかと考え始めた。私は慣れ切ってしまったので参考にならないが、たまに来る大家さんがそこを見てギョッとしている(気がする)。入り口ががちゃがちゃしているのは風水的によくなさそうだし(別に気にしていない)、次のゴミの日にぱっとやっちゃおうかな。電源に繋がずにInDesignを立ち上げると、1分に1%くらいの勢いでバッテリーが減っていくのが見えて、テクノロジーにはコストが伴うものだなと思った。ブック機能とPlaceMultiPDFスクリプトは本当にいい機能だと思う。大好き。ブックの中でさらにフォルダが作れるようになれば使い勝手がいいなとふと思った。ドキュメントが増えるとどれを弄っているのだか、どれがまだブックに入っていないのか分からなくなるので、サブディヴィジョンとして使えると便利だな。既にあったら恥ずかしい。ずっと言いたかった事を、とりあえず今日言うには言えたので、多少スッキリした。言いながら精神の天秤がグラグラ揺れて、なぜか泣きそうになるのを堪えながら自分の中で生きた比喩で伝えたので、丸ままは伝わっていないかもしれないが、相互の意思疎通で通電率100%とはいくまい。言ってしまったところで、あーあ言っちゃったが残っただけなので、本当にこのがらんどうは大丈夫なのかと心配になって来る。

打毀し the first

今日は寒いな。身体の芯に忍び寄ってくるタイプの寒さ。半纏を着てゴミ捨てに出た。ずっと忘れていたから脇に抱えられる、ちょっとした抱き枕かパンチングクッションくらいの大きさ2つになった。布団に戻ってうつらうつらしたら、昼前に意識が戻った。疲れていないが故に疲れるというのはあると思う。重量は何であれ荷を背負うものだという前提の中で大した荷を背負っていないと、身体が勘違いして不要な疲れを醸成するというか。左半身が擦れた感じがしてじんじんする。床擦れだと思われる。腿の辺りで特に顕著だ。衣類整理用に買ってきたソフトボックスを、結局まだ封切りさえしていない。目に入らなくなると途端になかったものになる。人間は都合のいいようにできている。少なくとも私の身体は。図書館の本がそろそろ期限切れになるので延長処理をしないといけない。2冊借りてきたものの、1冊目の半分くらいしか読んでいない。家に帰ると、あまりにもぼーっとしてしまう。投射と反射が繰り返して終わらないので、外に出るなりなんなりしないといけないが、原則として能動的にtake actionできないため、伸び切ったなめくじみたいな状態で時の淀みに撫でられるに任せている。成り行きで頂いたゴディバのチョコサブレを、ずっと置いておくのもなんだし食べた。サブレ・ショコラ(綴りはフランス語だがタイプが面倒なのでカタカナで)と書いてあったのでゴーフルみたいなものをイメージしていた。とんだ勘違いである。挟んであるチョコ部分が極端に分厚いラングドシャみたいなものだった。飛び抜けて美味しいわけでも床が抜けてまずいわけでもなかったが、ピーチ&ホワイトチョコみたいなやつは「トイレの芳香剤」の味がした。本当である。なぜかチョコ部分にポッピングキャンディが練りこまれていたのも脳のバグを加速し、ゴディバに対する感情がもやもやして終わった。ビッくらポンはおろか、くら寿司に行った事さえないと言う先輩がいたので、射幸心を煽られに行きましょう!!! と煽って一緒に行った。待ち合わせは結構間違えたし、なんなら予約しておいたがそこからどう席にありつくのかという手順も間違い気味だった。まぐろユッケは100点の味がする。なぜだか分からないが、口の中に入れて全てが舌に接触した瞬間にドーパミンがぶあっと湧く感覚がある。なぜだろう。宇治金時かき氷を、こんな事でもないと頼まないだろうなと思って頼んだが、別にいらなかったというか他のスイーツメニューでよかったと思う。白玉も水分でずっちゃずっちゃしていてキツかった。下戸は甘いものが好き程度の意味しか、元々はなかったと聞く。射幸心を煽られた結果、確か4回チャレンジして2回目に金魚すくいで救済演出の後にアタリが出た。今はポケモンのスタンプ。初の人を連れて行って、アタリを拝めた事に感謝しよう。誰も一枚も写真を撮る素振りさえ見せなかったところに、やはり私はいいなと思うのである。

オムライスパラシュート

また晴れていた。公園でフリスビーとかしたい。ドッヂビーなら当たっても痛くないので、あれがちょうどいい。相手を探すのが面倒だし、かと言って一人でフリスビーに興じると落っこちたのを拾いに行くのも億劫だし、手元に括り付けられる紐か何かを用意して、ピックアップの手間なくフリスビーを一人で楽しめるシステムが欲しい。10分くらいやったら飽きると思うが。ペット欲などもない。普通に、もろもろの世話がめんどくさい。金魚くらいなら楽かもしれないが、水槽を洗ったり餌をやったりもたるい。TRICKにタイマー式金魚の餌やりマシンが鍵となるエピソードがあったような気がする。1月の中頃、光古戦場付近から、勧められた剣神ドラゴンクエストの実況から少しずつ遡り、稲葉百満鉄さんのゲーム実況動画をグラブルなんかの傍らずっと見ている。(ニコニコ動画の動画シリーズURL:https://www.nicovideo.jp/user/21514289/series)ゲームの実況動画って、意味もなくうるさかったり、私があまり得意ではなく好めないタイムアタックや効率的プレイばっかりだと思っていたのだが、この人は、言うなれば、ものすごく情緒的にゲームをやる。レアアイテムがドロップすると子供みたいに喜んでテンションが上がり声が掠れるし、キャラがシナリオの流れで死んだらしばらく黙って画面を見つめる節さえある。どうぶつの森実況でお気に入り住人に入れ込むあまりあんな事になったり、俺の屍を越えてゆけ実況では(このゲーム、タイトルしか知らなかったが、すごく凄い事を知った)一人一人に並々ならぬ思い入れを見せる。長兄なので分からないが、兄ちゃんがいて、目の前でゲームを楽しそうにやっていたらこんな感じなのかなあと思う。あとは、これは少なからず重要な事だが、声が好きなので。たまに広告で他の実況動画が流れてくるのだが、どうにもそれらは……。声も人の一大ファクターだと思います。控えている試験の日程を盛大に記憶間違いしていたのが分かってびっくりした。別に何をやるでもないのだが、普通にスルーするところだった。危ねえ〜〜〜。発売されたけど買っていなかった新刊を買いに行ったら、メムメムちゃんの9巻が出ていた。キルミーベイベー11巻と一緒に。どっちもずっと続いてほしいくらい好きなギャグ志向なのだが、果たしてどうだろうか。今日現在で最新刊のコミックLOはアタリ号だと思う。冒頭3本がすごい。きのもと杏も載っているからね。

ネーブル・フルファイア

大量の牛乳パックと食品トレーを捨てた。食品トレーは、一枚一枚だと軽くて薄くて、そこまでかさばらないくせに、複数枚重ねたり異なるサイズを重ねていこうとしたりするとたちまち瓦解四散の憂き目に遭うので、エコバッグに収容するまで毎回手こずる。牛乳パックは何も難しいところはない。晴れの連続記録がまだまだ続いている。いつ何時洗濯物を干しても問題ないので、家事周りの精神衛生状況が大変よろしい。とあるハンドタオルが、これはいつから使っているのか分からない年季物なのだが、太陽の光に照らされて向こう側が透けて見え、その生地の磨り減り方にギョッと度肝を抜かした。確か云年前にダイソーで買い求めた高くもないチープな代物なのだが、物持ちがいいばっかりにいつまでも使い続けていたら、その拍子にふと寿命を感じた。ビリッビリになるまで捨てられない気が今からするけれど。マックでアツニクダブチ? だったっけ? 正式名称はちょっとあのテンションについていけないので覚えていないが、パティが厚い(パティってガッシュベル思い出すな!)ダブルチーズバーガーを食べた。肉が厚かった。それ以外は別に……という感じ。ベーコンの何かアレ的なやつが一番アチイシリーズで良かったと思う。で、次はちっちゃくビッグなビッグマックのちっちゃいやつ、ビッグマックジュニアが登場するらしい。ちっちゃかったらビッグマックじゃねえだろと千人くらいは思うのではないだろうか。私は思った。ビッグマックの一段上でデカイやつも復活するらしい。去年の春くらいに食べて、大味で食べづらいしいい事ないのにこれでセット1000円はないなとの感想を抱いた記憶がある。ただ、そのキャンペーンの広告がいい。検索したらすぐ出るのかな。多分あれは関口メンディーだと思うのだが、全体的にミニマムでハピネスで、前に見たマックの広報戦略には見るべきところがあると言っていた飲食チェーン社長の言はこういう事かもしれないと思った。ニトリで底板入れるタイプのソフトボックス物入れを買った。洗濯物がぐちゃあと広がっていると、なんだか嫌だなと思い始めたので。組み立ててもいないしビニルを剥ぎ取ってもいないから今の所意味ないのだが。バレンタインは、行事ではなくただの口実になりつつあるなと広報掲示物を見て思った。自分にもご褒美、とか。百円均一で洗濯ネット、雑巾、メラミンスポンジを買った。洗濯ネットは前から欲しかったが、自分の需要を自分で忘れていた。雑巾は、雑巾用に。メラミンスポンジはちょっと性能に不満が残る。キッチンのシンクは綺麗にした。扁桃腺が痛い。

暗夜ネオン格子

あるマンションの窓が、外壁から一段くぼんだところに枠があって、そこにはめ込まれているタイプだった。遠目に見ると、巨大なUSBポートが地面に突っ立っているような光景で、少し面白かった。10×2のタイプなんてあるのだろうか。世の中には、想像もつかない需要と供給があるから、ものすごいモグラ叩きみたいなUSBハブがあるのかもしれない。ごくごくたまにMacタッチパッドが言う事を聞かなくなるので、マウスでも買おうかと思い、ラクできるやつがいいなとビックカメラを見た時にエルゴノミクスマウスというやつを見つけた。エルゴノミクス椅子とかシャーペンは知っていたが、いやまあ確かにあるだろうが、エルゴノミクスがマウスにも応用されているらしかった。何かの操縦桿みたいな形のものが多い。有線も無線もあるし、従来のカチカチ音を伴うタイプも静音タイプも取り揃えられていて、マーケットってすげえなの感がある。惜しむらくは、ブラウザバックやファンクションを割り当てられるキーが、MacOSに対応していないところである。そんな狙い撃ちしなくてもいいじゃあないか? そこに手が届けば、片手で全てカタがつくから完璧だったのに、一方的に画竜点睛を欠かれた感が否めない。Macの互換性というか、融通の効かなさには踏んづけたくなるものがある。マシンとしては優秀なくせによお……。窓際で物凄い散らかり方をしていたビニル袋を片付けた。と言っても、近辺に放置していた紙袋に、雑に折り畳んで押し込んだだけである。とはいえ、ビニル袋は実際はともかく視覚的質量にかさばるものがあり、歪んで波打った平面もどきが無秩序に積み上がるよりは直方体の中に抑圧した方が視覚的ストレスが減る。ほぼ同じ理由で、溜まっていた牛乳パックの山も切開しひとつのマスにした。しばらく有価無価問わずゴミを捨てるのを忘れている。有価資源はある。無価資源はない。無価なら資源ではないのか。まあ、そうか。抜き書きというのも能がないが、新渡戸稲造の本にあった文章を自分のために置いておく。

 

 先を見ずにその場にて一時の快を貪る極めて短慮な者には、内容のさらにない雄弁を揮ってみたり、あるいは大声一喝、相手の人には痛くもない讒謗や冷評を浴せかけて、ドラマチックに喝采を受けて嬉しがるは我が国民性の一弱点である。言葉をかえて言うと、物にノボセ上がる、逆上する性質がはなはだ我が同胞の間には広がっていると思う。ゆえに何か大きな響のよい言葉を用いれば、己れを忘れて飛び上がる連中がはなはだ少なくない。たとえば仁義のために死するとか、国家の重任を双肩に担って立つとか、邦家のためには一身を顧みず、知遇のためには命を堕すとか、その他数多くのcatchword〔キャッチワード〕のためにその用語の内容や真の意味を一時忘れる者が甚だ多いのみならず、一身の上についても、実に詰まらぬことに逆上する傾向が多いことを目撃もし、また恥ずかしながら自分が経験したことがたくさんある。

悪鬼羅刹お手製

感情の機微が記号に集約されるのが気に食わないので、絵文字は使わないようにし、笑いさえ括弧含みにしないようにしている。各人好きにやればいいと思うが、自分としては紋切り型による想像力と可能性の排除をきらって使わないようにしている。定型を使えば、伝達は早くなるしテンプレートが通用するので便宜は大変よろしいと思うが、そこには咀嚼がない。喉越しと味わいは別のものではなかろうか。慣れたものにはどうしても傾けられるリソースが減ってくる。自然な性としてそうなりがちだと思う。字面に関してだけは、まだ存立と実在を感じられる数少ないフィールドなので、その輪郭を手ぬるく済ませるような真似をしたくない。各人好きにやればよくて、私が好かないので自分の好きなようにやっているだけである。どうしても集合の「AかつB」みたいな部分を感じる事が少なく、隅へ隅へと蟻の穴を掘り進めてきたからか。たまに感じる、ズレの錯覚みたいなやつを払拭できないまま飯食って寝てますね。うん。また晴れていた。雲が少ない。何日連続だ。シーツを干した。ハンガーが一本足りなかった。何本か、重いバスタオルをまずいかけ方して歪んでいる。新調してもいい。新調しなくても使える。問題は頭数。日が落ちて空気が冷えてから取り込むと、長大な布の流れが冷たさを表面に流してのしかかってくるので、冷たい。寝る前に取り込むとぞっとするほど冷たいので、早めに取り込んでおくに限る。ハンドクリームが染みた黄ばみや、原因不明の黒点はいつからかずっと落ちなくなっている。敷き布団のシーツは、裏に「上」とサインペンで書き込まれてあって、そっちが頭を乗せる天であり、反対側が足を投げ出す地である、というマーカーになっている。この上の字には力が抜けていて、シーツを剥ぐごとに目にして、その度に、ふへ、という息を漏らす。流しを掃除したいが、キノコと同じく買ってくるのを忘れたままだ。メラミンスポンジはいい。メラミンスポンジがいい。汚れを落とす能力が高い、引いては汚れが付着しまくってたちまち汚くなるのには少し閉口するが、クレンジング能力は一級品だ。フライパンで焼き飯を作りながら、醤油で適当に調味して生卵を割り入れ、いい加減に溶いて全体に行き渡らせたところで、立ち上ってくる匂いの正体に頭が割れた。卵かけご飯だ。卵かけご飯の匂いがする。ご飯に卵を入れて、醤油をひとさしして混ぜる。手順の前後こそあるが、まさしく部分的にはまごうかたなき卵かけご飯だった。

薬缶で滝行

季節柄、時候柄、手洗いうがいはきちんとした方がいいと思うし、春夏秋冬問わず手洗いうがいを欠かさない小学校の衛生教育が染み込んだ人間だから、蛇口をひねって出た水に手を当てた瞬間にもげるかと思った。今日は全国的に、なのかな、寒さがそこそこ激しい日だったようで、ちらと見た北海道の天気予報の数字を見ておったまげた。スキー場は商売上がったりと聞いたものの、そういえば冬はまともに到来しまともに実現すればこんな感じになるのだった。ある意味、文字通りヌルかったのだ。雪が降ってもおかしくないしばれ具合だが、そんな気配は毛ほども感じない。やはり、冷えた空気のぴんと一列に同じ方向を向いたような張り詰め具合には気持ちのよいものがある。特に言う事はない。靴を履いているのに爪先がじんじんして、薄めのズボンを履いているのが悔やまれた。朝5時くらいに、綺麗に芝生の揃った公園にうずくまって、霜が降るのを見るとスペクタクルかもしれない。寒いし眠いので行かないけれど。蛇口の水がすこぶるしこたま冷たいのは、きっと給水タンクか給湯器が吹きっさらしのまま壁にひっついているだけだからだ。何と言うか……。すごく眠いんだな。早めに寝ているくらいなのに、それが仇となってか何となってか、布団の中できゅっとしていた。シーツを洗おうかと思ったが寝坊した。晴れとしては申し分のない晴れだったと思う。雲の少ない、空が見える。洗濯物を取り込んだ後に畳む習慣がいつの間にかダストシュートされ、渦を巻きとぐろを描いてこんもりと貝塚のようになっているのをよくないなと思いつつも、家の中にいると目に入る範囲の物事に対してしか価値判断と評価が下せず、自然と見えなくなるので放り出し続けて……。負のループだ。燃えるゴミを出し忘れ続けているのもある。次はいつだっけか。勢いに任せて買ってきたキッチンDIVEの唐揚げと焼き鳥串、それぞれ500円のくせにバカみたいな量入っていたので、消費期限には現代のあれそれを加味して目を瞑る事とし、こんなもん晩に食べたら胃がレボリューションを起こすと危惧したので、半分を今日の朝ごはんのおかず、もう半分を明日の朝同用途に供する事とした。唐揚げは衣が(一日経ているからか元からなのか)柔らかめで、味がかなりしっかりついている。クレヨンしんちゃんのネネちゃん家の味はこんななのかもしれない。焼き鳥はベーシックな塩味。少し脂っぽいところもあるが、肉がしょんぼりしておらず飲み物と合わせるといい感じになりそうだ。次は1キロおにぎりを求めてみたいものである。

沈没船の厨房

ちょっと寝起きが悪くなってきたが、それにしても、普段より早めに寝付いているだに起きるのが後ろにズレるというのは全くもってどういう事なのか納得いかない。納得ITCバーが開かない。やはり身体がおじゃんになっているのではあるまいか。「おじゃん」という言葉はなかなか聞かない。方言なのか、同級生はわやという言葉をしばしば使っていた。ニュートラルに言えば、台無し、とかになるのだろうか。食品トレーのリサイクルゴミが眼に余る分量になってきたのでそろそろ捨てやらなければいけないのだが、家を出ようとするとなぜかその都度綺麗さっぱり忘れている。同じように牛乳パックも早いところ切開してリサイクルボックスにシュートしなければ邪魔になりつつあるのだが、これもまた切開したところで入り口の脇に放置しているだけで出発の際には頭の片隅にもない。昨日言い忘れたが、バナナマンライブ『S』のDVDが来た。2019年はライブビューイングさえ行けなかったが、今年も同じ状況になりそうで今から涙を呑んでいる。去年(公演自体は一昨年)の『one-half rhapsody』は100点満点と言いたい出来だったが、今回のは少し???が残った。最後の「something to say」はよかったし、観ているとこの人たちは本当に演技が上手いなと思う。各コントの表題頭文字がSで統一されているのはなかなか憎いやり方である。なんかこう……。惜しいっすね。前から行こうかな行こうかなと思いながら心が萎んで行かない事が多かった、亀戸のキッチンDIVEに行った。かめど、乃至かめとかと思ったら亀戸だった。電車の到着駅アナウンスでも聞き逃した。家でGoogleマップを一度確認したきりのいい加減な記憶を頼りに、片方の駅前通りをざっと一巡して裏も見て、それから反対側に行って……というかったるい手順を踏んだ後に、もしかしてこのまま見つけられないんじゃないかとGoogleに位置情報を聞いたところ、反対側は合っていたものの真反対の方向へ国道を爆走していた。oh...。着いた。思ったより小さいし、思ったより普通に国道に面している。店内は狭い。でんと机が置かれて、そこにどしどし商品が乗っていた。気になっていた1キロおにぎりはなかったが、行った時間が変だったので仕方がない。1キロ弁当(ご飯をつけた)(555円程度)と焼き鳥、唐揚げ(各500円くらい)を買って1600円ちょっと。ボリュームに値段がついてきていない。家に帰って、1キロ弁当を食べ始めて、すぐに悟った。こいつは強いと。コロッケメンチカツ白身魚のフライ計5下敷きのパスタ、よく分からないチキンの南蛮揚げっぽいもの4切れ下敷きのパスタ、人生で食べた中で一番味が濃くあまじょっぱい肉じゃが。茶碗ぎっちり2杯分はありそうなご飯。久しぶりに、負けるかもしれないと本能のアラートがチカチカした。なんとか食った。全部が全部ものすごくストロングな味付けな上、フライの割合もあってうおおおおと思いながら一人で戦っていた。割り箸が二膳入っていたが、友達と晩酌するとでも思われたのだろうか。どっちもないのだけど。最後に比較写真でも置いておきますか。比較対象は牛乳パックです。

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枢要

美味しいご飯は、生きようとする上で無視できない要素のひとつだと思う。他の欲全てが押し流されても、何か基底のプログラムに埋め込まれたものがあって、どうしても一日に2食は食べるタイプのベースを持つからこう思うのかもしれないが。どん底まで引きずると、美味しくなくても、とりあえず不味くなければ食べる。ふと思い当たったが、不味い食べ物に出会ったのはいつが最後なのか、トラックバックできない。自炊すれば、まず不味いものを作るはずはない。途中で不味くても、ある程度の経験を積んでいるならば、食えるものの範疇に着地させる事ができるからだ。いや、そもそも、材料を並べた時点で決着を想像できるので、最初から負けが見えないとも言える。新しい店を開拓するほど生に意欲的ではないし、ものすごく消極的な姿勢だが、「時の運に背中を押されなければ」行かない。御茶ノ水にあるカレー屋とか、あと……何だ? 近くを数回通りかかって、なぜか記憶に残っていて、その状態でその店に近づいてなお自分の中でパルスが上がり切れば行く。そうでなければ、情報も探さない。御茶ノ水のカレー屋は、めちゃくちゃ汚いがカレー然としたカレーなので美味しい。値段と量の関係も好もしいので、また近くに寄って、腹に余裕がある時は寄りたいと思うものの行く用がないので行かない。鍋にするとほぼほぼ水の味しかせず完全に持て余していた白菜だが、鍋のスープを切らしうどんも切らししたこのタイミングで、ついでに夕食用の米も炊き忘れ、炒め物のカサ増し兼メイン食材としての位置に据える事でどうにか見えるものがあった。玉ねぎ人参といういつものツートップを入れて(キノコ類は買って来るのを忘れたまま忘れ続けている)、適当に切った白菜を早めに加える。芯に近い部分は厚くてぶっといので、最初の工程で入れなければ火が通り切らないのではないかと恐れたため。ここで、冷蔵庫の中に残って忘れ去られているのが最近発見されたニンニクチューブを4cmかもう少し絞り入れる。このせいで、部屋がさっきまでものすごいニンニクの匂いがした。豚肉投入、あとはいつもの塩と焼き入れ醤油でパーっと味付けして、卵をひとつ割り入れて溶き程よく固まったら完成。火が入ってしんなりしても白菜がアホみたいなボリュームを残しているので、十分な食事感がある。ニンニク+塩+醤油の調味汁が白菜に侵入し、表現が難しいが、いい感じにしている。納得いく晩飯だった。

どんぐり遠投大会

白菜を買って帰るたびに、台所で封を開いてはでっかいなと思う。ハーフサイズを買ってきてもなおでかいし、4分の1サイズを買ってきても変わらずでかい。タテの長さがバカにならないのが、その取り回しづらさに拍車をかけているのだろうか。野菜としては、甘いには甘いのだが、味の多くは一緒に調理する汁やタレに依存・負う所大なりだと思っているので、落ち着いて考えると、容易なカサ増しを可能にする以外は、取り立てて目ざましいメリットがないのでは? という気分になってくる。含有する栄養について一応調べると、きゅうりくらい踏んだり蹴ったりというわけではないようだ。まあ、それくらい含んでいれば及第点ではあるかな、と。火を通すとカサは減るが、減る前のそれが問題だ。どう向き合おうか、包丁で掻っ捌きながら考えていても、全然答えは出てこない。しばらく晴れが続いている。雲が少ない、快晴と断言してもいいような真っ当な晴れだ。突然ディズニーのお土産クッキーみたいなのや、突然ゴディバのチョコをくれた先輩が、今年は暖冬だね〜と言っていたが、首がもげるくらい頷いてしまう。雪……は。結局降っていないのだっけか。雨はぴちょぴちょする事もあるが、あっという間に忘れてしまうほど存在感が薄い。地球温暖化のせいなのか、はたまた全体的にたまたまに過ぎないのか、分からない。洗濯物は余すところなくいい感じに乾いてくれて、言う事なしである。昨日書いたそのままの足で、サイト名とURLの中身がいまいち噛み合わないページを参考に、とりあえず楽天カードを発行した。VISAデビットばかりひたすらに使ってきたからクレジットカードとの違いがよく分かっていないが、紐付けるにしてもひとつやふたつの支払いくらいになるだろうから、そこまで神経質にならなくてもよいか。大きめの金額の買い物をするときは、もれなくデビットカードを突き出して支払う事にしている。カード情報が機械に飲み込まれたほんの数秒後くらいに、銀行のシステムから「引き落としたぜ!」メールが来るので、痛みが時間を置かずにダイレクトにやってくるのがお気に入りである。覿面に口座残高が減るので、月末にまとめて引き落とされるタイプのカードは怖くて使えない。母がそこそこ厳格な現金派なので(車を新調する時はさすがにナマで持って行かなかった)家庭内教育が功を奏している。昨日の事もたちまち忘れる阿呆だから、月末に一月分をまとめるなんて……。ちょっとできそうにない。放ける、これで「づける」と読むらしい。読めない。