他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

打てば響くどこまでも

近日、とみに記録を忘れているが、本当にぼけっとしていたり、他の用で気が取られていたりするからである。昨日もそうだ。ぼけっとしていたし、お見舞いに行ったりなんだりして、すこーんと、意識から飛んでいたのだ。ある展覧会を観に行って、ああ、この人にカードゲームの仕事してもらったらおもしろいやろなあ、きっとなあ、と思った。それから、現実のある別媒体への再構築ではなく、ものが持つ役割や形態の部分的な誇張や破壊、これが私のツボであるらしい。手放しで、心の中にすっと入れるということができなくて、何かしら言葉を費やすことを避けられない。美徳なのか悪徳なのか、美術とは感性によるものなのかどこまでの批評を欠かさずにおれるのか、知り合いに美術評論家みたいな人はいないので分からない。美術ではないが、テリー・イーグルトンの本を読んで、一文字も覚えていない。批評が一番批評であり続けているような気もする。自分のしていることはなんなのか、それを問い続けるから。