他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

冥界の日干し

数日前にキッチンDIVEに行って買ってきた惣菜がなくなった。焼き鳥と、エビフライと。これでまた、朝ごはんに何を食べるか考えなければいけなくなった。味気ないラー油が残っているのだが、あれは本当に食べるラー油として、もう2周くらい成長してから市場に乗っていただきたかったところである。まずくはないのだが、褒めるところが特にないので。一緒に買ってきた、愉快な調味料シリーズは、愉快ではあったが、それ以上でもそれ以下でもなかった。生姜が入っている方は、生姜がかなり効いていたが、深みがないというか、生姜の味が大の字でパーッと表に出てきて、後に続くものがない。海老が入っている方は、海老……? 海老? 海老を感じなくはないが、よく分からない香辛料的なものがもにょもにょしてこんがらがって、問題解決しないまま去って行くので、調味料としてどう使えばいいのかさっぱり掴めない。やはり、あのスーパーで売っている調味料は、ジャンツォンジャンが至高の正解であり、それを上回るものは向こう出てこないのではないかしらという気がしてくる。もうなくならないかもしれない、とか甘い見込みを披露したが、この前牛乳を買いに行ったらそこだけ綺麗にソールドアウトしていた。出稼ぎ労働者が多いっぽい地域なので、中国人コミュニティが足繁く通っているのかもしれない。本場の人がたくさん買うのだとすれば、多分、現地でもなかなかイカしたシーズニングなのだろう。美味しいからね。仕方ないね。アマゾンで買うと、マージン取れらまくって3倍くらいの値段になる。直輸入のお店で買いましょう。洗濯物を干した。ハンガーにかけるべきものが、ハンガーの在庫数に対してちょうどだった。たまにこういう事があると、気持ちがいいような気もする。鎧戸を閉めないと寒い。でも、鎧戸を閉めると、布団にくるまった時に暑い。暑いと寝付きが悪い。寝付きが悪いと寝起きが悪い。悪いループがいつまでも続くわけだ。治らんのだよなあ。晩飯には、人参と玉ねぎを刻んで、豚肉を入れて、卵を割った、簡単なスープだけで済ませた。味はいいのだが、少々しょっぱいスープの素があって、なかなか数が減らなかったので、こういう、雑に飯を済ませたくて調理に時間をかけたくない時にはちょうどいい。たまにすっぽ抜けて、一人用なのにキューブ2つ入れたりするのだが、その時はスープを捨てざるを得ないくらい塩辛くなる。材料と想定がちぐはぐになってきたので、買い物に行こうかどうか迷う。

燻みマスカット

買っていたバナナが、なんか変だった。背中というか、背筋というか、バナナをエビに見立てた時に、背ワタがぴっと通っている部分、そのラインが、固かったというのか、硬化していたというのか、バナナが有する食感としては最悪に近い何かが渡っていた。バナナを食べ終わる、一番最後のへそみたいな部分、あそこって妙に固くて変な味がして、いつもそこだけ食べないように避けているのだが、まさにあのへそみたいな部分がずっとあった。ごくごくたまに、前に買ったバナナでも、こういう事があったなと思い出したが、これは何故起こる事象なのであろうか。医学系に行かなかったら、バナナの研究者になりたかったとか行っていた、あいつに今度会ったら聞いてみようか。知らないかもしれないが。大家さんから、工事で水道が止まるからご注意、という電話が来た。事前に身構えて、尿意も空気を察してか湧いてこなくて、事前通告断水時間中水を一切使わなかったから、本当に断水があったのかどうかは不明である。大家さんの方では、ずんどこ工事が進んでいるようだから、また大きな音から小さな音まで、動かす力だヤンマーディーゼルするかもしれない。あちら以外にも、どこかで電鋸を使うような音がする。すぐそばの一軒家も、リフォーム工事をしていた気がする。工事が密集している。今、天気予報の前だか後だか、ヤン坊マー坊のアニメは流れているのだろうか。広島では、その他にも、ブラッコという、貝殻のブラをしたラッコが楽しい歌とダンスを踊る、そういう枠のアニメみたいなのがあった。ブラッコは、YouTubeで探せば、何パターンか動画があると思う。結構面白いので、観ても時間の無駄にはならないと保証しておこう。さて。だいたい書く事は書いてしまったが。読む本が変わって、米原万理『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』になった。パッと出てくる米原万理のエッセイ集の中で、確かこれだけ未読だったので買ってきた。幼少期にいたプラハソビエト学校のクラスメイトとの、思い出と幾年ぶりの邂逅、というような内容なのだが、内容を概略化して書くのがとてももったいない。リッツァと、表題にあるアーニャの章を読んだが、米原万理のエッセイには、独特の、感覚的質感がある。それが気持ちいいのだ。この人でなければ書けないだろうな、という類のものだ。他に買ってきた中に、多和田葉子の、ドイツの「通り」をテーマにしたエッセイがある。どうも、私は、マルチリンガルというか、エクソフォニーな人に憧れがあるようだ。

叩いて均してぺちぺち

寝付きが悪いのは、布団の中が暑いのも一因ではないかと思い始めた。単純に、ただその事実自体が原因の可能性として、寝付きが悪いせいで寝付きが悪いというのもある。しかし、また、環境的要因も無視できないのではないかと思い直した。寝間着をスウェットにしたが、これがよくないのかもしれん。夜は寒いが、噛みつくような寒さではなく、鎧戸を閉めるという生活の知恵を手にした私の前には、かなり緩和できるものになった。足し算と、引き算が、うまく行っていない気がする。布団を浅くかけたりすればいいのかもしれないが、私は布団を頭の方までずぼっとかぶらないと寝られないのだ。悪条件が重なっている気がする。はて。日がな、時間をどぶでじゃぶじゃぶしているわけにもいかないので、たまにはそこそこのおでかけをし、活動量の最低保証を測ろうと思った。外出するだけなのに、用意する口実が大仰すぎる。ヘタクソめ……。最後に行ったのはいつだったか、さっぱり思い出せないが、キッチンDIVEに行こうと思った。昨日あたり、ぶつぶつ言った店の事を調べている間に、思い出してそこのツイッターも確認したところ、半分ベーコン、半分ペッパーチキンでみっちり覆われた、わがままもりもり弁当みたいなのが見えて、あまり行儀がよくないな、素敵! と思って行きたくなったのだった。電車に揺られて、ちんたらだらだら行った。電車移動は、本を読んでいればよいので楽だ。もしかすると、電車の中で本を読んでいる時が一番集中できるかもしれない。亀戸は、キッチンDIVEに行くとすぐ帰るので、あまり知らない街である。初めて行った時、ものすごく大雑把な地図を頭の中に把握してから辿り着こうとしてみたら、結果大掛かりな散策になってしまって、その時の経験と記憶がベースにあるだけだ。ぎょうざの満州があったのは覚えている。あそこも一度行ってみたいのだが、都合のいい店舗がない。駅を出てからの最短ルートで行くと、つけ麺屋とかラーメン屋もいくつかあり、真昼間に行ったのもあるが、人がそれなりに並んでいるところもあって、弁当と惣菜を買いに行く以外の楽しみ方もしてみたいところではある。今までのところ、でっっっかいおにぎりもあるらしいのだが、店頭に並んでいるのを見た事がない。今はもうやめてしまったのかしら。ベーコンと何かの組み合わせはいくつかあって、牛カルビとか、豚角煮とか、他にもいつもの1kg弁当とかあるので、目移りしたが、結局豚角煮+ペッパーチキンのやつにした。

f:id:mezounagi:20201110192231j:plain

でっかい。1000円だが、むしろ安かろう。あとは、朝ごはんのおかず用に、焼き鳥とかエビフライを買って帰った。美味しかった。次はいつ行くだろうか。くっそでかい上の弁当は、ごはん、おかず1、おかず2、とセクション分けされた弁当箱にみっちみちにご飯を詰めて平らにしてからおかずを乗せていたので面白かった。

ツングースク

泥のようだった。ご飯に、バターチキンカレーをかけて食べた。カレー単体で食べると、そこそこ食えたもので美味しかったのだが、ご飯にかけると、やたらしゃばしゃばしているのが目立って、いまいちグッと来るものがなかった。カレーは、美味しいところがあるので、またあそこに食べに行きたいところだが、外が寒くなってきたので、なんか外に出るの、だるくない? という気分が優勢である。できれば、15時くらいには全ての要件を終わらせておきたいものだが。あとは、近くに興味深い店ができて、あまりにも見た目からしてあまりにもなのでちょっと敬遠している。汚いとか、美味しくなさそうとか、そういうのではなくて。あまりにもなので。ホームページがあったので見てきたが、ホームページを名乗るのをやめたらどうかね、というくらいに情報が薄かった。メニューとか、飲食でいちばん大切なところでしょう、あなた。直接店舗行って確認してください、じゃないのよ。だって、今、あそこの一店舗しか出店してないでしょうに。一部地域・店舗では提供していない場合があります、とかありえないのに。なぜ情報を出し渋るのか。随分急ごしらえに見えたので、これからコンテンツを拡充していくつもりなのかもしれないが、最低条件を満たしているとは思えんなあ。ここでとやかく言っても仕方ないので。今度行ってみますか。あんまり人がいるところ、見た事ないけど。あの辺りは、激戦区だから、新規参入して、根付くかどうかは、分からんところですね。あのテナント、前は何が入ってたんだっけ。ケバブ屋? よく分からん中華薬膳みたいな店? だったっけ? 気が向いたら行きます。今、財布の中に1000円ちょっとくらいしか入っていないので、今日は全く動かなかったから、明日はお金を移動したりしなかったりのために外に出て、気が向いたら先述の店に行って、どんなもんか実食してみますか。想像だけであれこれしても、仕方ないんでね。ツイッターアカウント、あるかなと思って探したらあった。あるんかい。ホームページにリンクを貼りなさい。宣材用の写真もあるじゃない。ホームページに貼りなさい。みんながみんな、SNSで情報収拾するわけじゃないので。検索で上の方に出てこなかったから、他にも色々条件はあるんだろうが。そんな事考えてたら、今もやっているのか、キッチンDIVEに行きたくなってきた。遠いが、あそこは、時間をかけてもいいかなと思える。うーん。今日の晩御飯を作る。

シャワーヘッド・デッド

いい天気だった。たまに翳る時もあったが、今日洗濯物を干してもよかったなと思う。明日回すが。日が落ちるのが早くなった。16時にもなると、天井灯の明るさ調整を一つずつ落としていくように、つ、つ、つ、と青色が深くなっていく。16時半頃には、すっかり暮れてしまうようになるだろうか。牛乳をうまいうまいと飲みまくっていたら、買ってきた分がなくなりそうなので、明日は買い物に行こうか。寝付きが悪いのは、身体を動かしてないからでは、と言われたし。正論が塵ほども出てこないくらいに、身体を動かしていないので。インドアという概念のイデアを色濃く分有している。じっとしていても、全然苦じゃないんだな。だからこうなっているわけだけれども。多少歩き回るくらいは、した方がいいのかな。こう考えた事も、明日には忘れているだろう。アホなので……。井上ひさしの、手紙風小説というか、手紙小説というか、を読んでいるが、うーん、すごいな、すごい、すごいな〜、やっぱすごい人だな〜と思う。『十二人の手紙』という題だったと思う。手紙だけで、地の文なしで、書簡だけで物語を彫り上げる、苦労のいりそうな事をしている。手紙の後に、延々と続く公的資料、最後にもう一通だけ手紙、という構成の修道女の話には舌を巻いた。うまいな……。前、駅のトイレに寄ってから帰ろうかと思ったら、トイレ通路の手すりに捕まって、今にもぶっ倒れて死にそうになっている、道中ゲロを転々と零した人がいたのを思い出した。駅員に、今トイレで瀕死者がいて、ゲロがげろげろして大変な事になってますが、と伝えようとして、どういう顔で言えばいいか分からなかったので、Uターンして帰ったのだった。二日酔いか一気飲みだったのか、ピンチでクリティカルな人がいたんでちょっと様子を、とか、どう言えば、どんな言葉で言えばあの状況を納得いく弁法で伝えられたのか今でも分からない。渋谷は、人がいっぱいいた。コロナは卍風邪卍の人たちもいたが、あれこそ、一人だけ現地に行って、別スポットから中継を繋ぐモニターを置いておいてくれればいいのにと思う。目の前に交番があるが、あれはそこまで強く出られない類の活動なのだろうか。その横で、これもまたある意味渋谷らしく、コスプレをしたマジシャンか何かが、騒音に掻き消されながら何かをやっていた。声のでかい方が勝つ、というのは、健全な状況ではないのだが。そも、健全の拠り所を失って久しい精神風土ではないか。

混ざり物文学

鎧戸を閉めて寝ると、眠りがいつもよりもさらに深くなる事が分かった。すぐそばに、それほど街灯は立っていないが、光がちょっとでもあると気が散るらしい。神経質である。台所の窓にも、突っ張り棒を渡してタオルをかけてある。光が入ってくるので。ただ、眠りは深いのだが、今度は深すぎて起きない。ひたすらすやすやしている。目覚ましとかで起きるのではなくて、暑くて汗ばんで、不快になって起きる。寒さで起きる方が、あるいは寒さから来る尿意で起きる方が、よっぽど建設的な気がする。あせもなのか、かゆくて掻いていたら左股がちょっとひどい事になってしまった。ほとんど運動をしないからだろうが、たまに肌の弱さを感じる。今、手の状態が安定しているのも、寝る前にハンドクリームを塗っているからだろうが。しかし、鎧戸を閉めると、部屋が寒くならないのである。カーテンがない家であるから、外気がガラスを通して、ほとんどのそのままコンニチワ! してくるのだと思う。カーテンを買えばいいのだが、これは何回も書いたが、ただただ他に理由のない、めんどくさいが理由なので、いかんともしがたい。そこには議論の生まれる余地がなく、すでに結論としてあるだけなのである。来歴も、プロセスもない。結果だけがそこにある、ゲイボルグみたいなものである。違うが。なぜか、バーガーキングが食べたくなっている。マックは、行くと言った日に、結局行っていない。気分はバーガーキングに寄っている。記憶の限りでは、そう遠くないところにある。ただ、あまりいい思い出がない。バーガーの中身があったかくなく、言ってしまえば冷たいまである始末だったので、ほんまに大丈夫かいな、堪忍してやという感じがある。一応、私の頭の中では、マクドナルドをベースにして、モス、ロッテリアは位置付けができるのだが、バーガーキングだけはできない。イギリスに行った時にあったが、行かなかった。色々、独特である。今のマックの広報方針は、日本の広告的な、ノリと勢いと「いい感じ」(必ずしも実際にいい訳ではない)が肉汁の何倍も溢れているので(そもそもマックで肉汁を感じる事がほぼほぼないが)、それはそれで生理的に受け付けないのだけれども、バーガーキングは、普通に、素直に、下手くそな感じがある。日本語広報、大丈夫かと思う。どうなのだろう。もう、来るやつだけ来ればええわ、みたいな姿勢なのだろうか。それを言うと、モスバーガーも、店外掲示物が目ん玉飛び出るようなクオリティなので、びっくりするが。

肋骨チップス

おつとめ品で、豚カルビが50枚くらい入って600円くらいになっていた。高い、品格ありそうなところで一発がでかい飯を食うより、こういう、そこそこで満足感を得られる経験を重ねる方が、価値が高いと思う。品質をどこに、どれだけ求めるか、その姿勢の違いが如実に出てくる問題だと思うので、あまり喧嘩しないように。私は、食に関しては、自分で作った方が安いし裁量も大きいので、そちらの方がいいと思っている。ところで、あの豚カルビ、まあまあいいのだが、肉の8割くらいが脂で構成されているのはなんとかならないものか。ちょっと、脂がくどすぎる。よって、今現在、フライパンの上で野菜を炒めつつ、脂を抜いている。でも、今日の味付けはラー油でやろうと思っているから、抜いたところで元の木阿弥かもしれないが。骨付き鶏肉が入ったラー油があって、これは美味い。美味いが、油でべったべたになる。骨付きなので、たまに骨を噛み抜いて口の中を怪我しそうになる。ソースとかめんつゆとかは整理したが、イタリア系のよくわからん調味料とか、薬みたいな匂いと味がする、中華系のよくわからん、二度と見なくなったやつとか、きっともうダメになっているので、あれらも適宜リストラしていく必要があるのだろうな。マヨネーズを適量絞って、チューブのわさびを加え、いい感じに混ぜ混ぜした即席の調味料で肉を食うとご機嫌だが、これもまた頭の悪くなりそうな組み合わせである。安かった鶏モモ肉とか、さっさと切り揃えて冷凍庫に入れないといけない。そうだ、フライパンの上に置いて、絶対に動かさず、とろ火で1時間弱くらいかけて焼き上げる、なんかいい感じの調理法があるらしい。やってみようと思って、一枚のでっかい肉を買ってくる事がなかったので忘れていた。そんなにいい鶏肉ではないから、匂いが残っていると嫌だな。フライパンをキッチンペーパーで拭ってきたら、二回目にもかかわらず初回と変わらぬテカリをしていた。豚バラカルビだから、まあ仕方ないのかもしれないが、豚バラなのかカルビなのかはっきりしてほしい。そもそも、カルビって何だ。食品メーカーか、肉の部位でしか知らない。どの辺だ、カルビっていうのは。韓国語で、アバラ、またその周辺についている肉のことを言うらしい。要するに、バラ肉らしい。とすると、豚バラカルビとは、同語反復をしているという事になる。何という事だ。韓国語なのも知らなかった。世界には、まだまだ知らない事がある。

砂糖何個入れる? 角砂糖何個入れる? 黒砂糖何個入れる?

ほとんど休みなしに、計6時間くらいずっとタイプしていたので、腕がすっごい疲れている。キーボードを打つ時に、指が重い、指がもたつく感じは久しぶりだ。一応、作業は終わったのでいいのだが。ちょっと、これで打ち続けるのはしんどいので、今日は短めに切り上げよう。そうしよう。腕がへろへろだ。重いものを運ぶ時とは、また違った倦怠感だ。本屋に行った。色々買いそうになったが、踏み止まり、4冊だけ買うに留めた。全く踏み止まれていない。本棚を構築する事を放棄している以上、むやみに本を増やすべきではないのである。電子書籍にすればええやん、と思わなくもないが、電子ペーパーでも目が痛いし、なんかすげえ気が散るので、紙でないと、読めない。これはもう、あれこれ言っても仕方がない。面白そうな本はまだまだたくさんあるが、生きてる間に読まんだろうなという本もその何倍もある。結局、アリンコになるしかないのか。またさつまいもを買ってきた。レンチンしてふかし芋にすると、腹が膨れるので主食の代わりになったりする。なんか、すごい眠いな。一時間、休憩で横になってたのに。ねむ。

systematic enthusiasm

行きつけのラーメン屋で、油そば(塩味)だけ食べた事なかったので、食べてみた。感想としては、もう、アレだ。極太麺の塩焼きそばだった。ちょっと油でぬたぬたにした、塩焼きそばだった。つまり、油そば(塩味)そのものである。そして、ただそれだけであり、それでなければいけないような、特別惹きつけるものがなく、油っぽい大量の麺と格闘するだけだったので、2回目はないかなと思った。しかし、調味料での味変を受け付けないくらいに確固とした塩味、しょっぱいわけではなく、油と塩の味が淡々と変わらずし続けたのはすごかった。アイデンティティの強度が比べ物にならない。お前はなぜそこまでして塩味でいたいのか、教えてくれ。すごい眠かった。眠い日だった。なぜあんなに眠かったのか。結構寝ているのだが。結構というか、めちゃくちゃ寝ているのだが。自分が思った数倍は寝ている。欲しがりさんめ。なにゆえこれほど眠いのか、あとなにゆえこれほどおしっこが近いのか、病院に行って話を聞きたい事は数あるのだが、もう、どっかに行くという事がそもそもめんどくさくてダメである。あれがよくてこれがダメな理由は、よく分からない。報酬系というか、行動動機系が破綻している。いや、私には破綻して感じられるだけで、外から理論をあてがってやれば、きちんとモデルに沿って動いているのかもしれんが。今日は、きちんと襟を正してまともにお話をしないといけないような要件がひとつあったので、それでくたびれてしまったのかもしれない。くたびれるほど、何かしたわけではなくない? と我ながら思うのだが。疲れは、自分が思っているよりも溜まっちゃうものなのよ、という事なのかしら。お茶がなくなった。水出ししなければ。牛乳も無くなった。買い出しに行かなければ。明日の午前中に、パパッと行ってくるか。そろそろ資源ゴミを出さないと、シャレにならなくなってきた。ダンボールは、運ぶ段には便利だが、終わると持て余す。そういえば、昨日、おととい? アダルトショップにローションを買いに行ったら、店の入り口に、ダンボーが立っていて、マスクをしているのかと思ったらパンティーでマスクをしていて、場所柄にあった、薬局のサトちゃんみたいなもんだねえと思った。なかなかいいセンスだ。100円均一で、ドレッシングポットを買ってきたのだが、これは、ローション管理にとても便利だ。すごい便利だ。ラーメン屋にある、まぜそばに入れる用の酢やラー油が入っている、とんがりヘッドのあれも便利だと思う。

薄金の表札

一旦仮眠して、ほとんどの事を忘れてしまったので、一日の事を逆に思い出してみよう。バラバラに思い出してもいい。とりあえず、頭の中に記録として残っている事に意味があるのではないか。なぜなら、そもそも、この日記を書き始めたきっかけは、その日何があったのか、たちまちのうちに忘れてしまって、何も残らず、反省も何も、更地に遺棄しているような気がしたからだ。いつのまにか不法投棄の名所になっている高架下があるのだが、不法投棄をする場所、される場所というのは、もう、こんな時代だから、インターネットで「不法投棄 おすすめ 場所」なんて検索すると、日本全国、バーっと出てきそうである。本人たちとしては、不法投棄という認識ではなく、ゴミ捨て程度にしか思っていなさそうであるが。ペットボトルや、コンビニのコーヒーカップがぽいぽい捨てられているなあとは思っていたが、最近大型のあれそれもラインナップに仲間入りしてしまい、そろそろ手がつけられなくなっている。ついでに、近くの別の高架下も、同じく不法投棄の名所であり、あちらはオフィスチェアやマットレス、タワー型PCなど、不法投棄される場所としては行くところまで行ってしまっている。冷蔵庫が捨てられたら、もう、文句のつけようもなくなるだろうなあ。いや、こちらとしては文句しかないのだけど。ホログラム紙みたいな、銀色の乳白色にてらてらするあれ、あんな材質の傘を開いている人がいて、そもそも世にそんな傘があるのだなと思った。あるのか。ものすごく目に悪かった。ドブに浮いている油の、一番きらきらしているところだけをすくい上げたオールスターのような傘。高級住宅街を歩いていても、電柱や、あるいは道のど真ん中に、犬のフンがころりんころりんしているので、財とモラルは全く比例するものではないのだなと思う。とてもしばしばよく見るので。ゴミ袋の中身を見ても、あ、こういう人たちもこういうもの食べるんですね、と思うし。近くのラーメン屋前を通り過ぎる時、作業着のおっちゃんたちが昼飯を食べる場所を探していて、結局通り過ぎたのだが、信号待ちをしている時、後ろから、二度と行かねえと聞こえてきて、私はあの店が結構好きなのでショックだった。二度と行かねえって思うくらいおいしかった、行き過ぎて太っちゃうよ、的な次の矢が聞こえて、気持ちが立て直した。おいしいよね。メインの一つである魚介系はさっぱりおいしくないけど、それ以外は本当にいい。今日の事とか、断片的に覚えていたいつかの事とか書いていたら、冒頭と全く関係がなくなってしまった。今日がTwitterのアカウントを作ってから3年目だそうだが、あの頃の重油みたいなメンタルから、よく生きて帰ってきたなと思う。すぐ忘れる、すぐ進路を逸れる頭で、よかったのかもしれない。

本筋の7割

昼過ぎに、ちょっとだけ雨が降った。洗濯物は乾いていた。昨日は、食事の周期が普段とは少しずれて、イレギュラーだったから、深夜にお腹が空いて、近くのコンビニまで行って、腹の足しになりそうなものを買ってくる羽目になった。うーむ。メンチカツと、あらびきソーセージのパンと、スティックメロンパンと。ああいう時に、フライドチキン系のやつがあれば、ひとつで話は解決するのだが、1時のコンビニでは、さすがにそれを置いておくほどではないらしかった。なぜ、唐揚げがいっぱい入った箱と、メンチカツだけあるのか。あと、ホットドッグも1本だけあった。隣のレジの、壁に埋まるような場所に、中華まんが入っているケースを見つけて、しまった、あっちの方でもよかったなと、会計しながら思った。全然車が通っていないのに、信号が変わるまでにめっちゃくちゃ時間がかかるので、帰りはさすがに無視して横断した。自己責任で。メンチカツは、一緒についてきた中濃ソースがやけに冷たくて、温度のダブルスタンダードを感じてしまった。パンは、これは意外に結構うまかったのだが、レンチンすると、パンがスカスカだからか、端っこの方だけ妙に歯切れが悪くて、もやもやさせられた。食ってから、寝て、寝て起きてから、胃の辺りにヤケクソ不快タイフーンを感じたので、正則な食事習慣は大切だな、やっぱりな、と思った。明日はマックのダブルチーズの辛いやつを食べようかと思ってるんですけど、まだやってるんでしょうか。ゴミが溜まる速度が早い気がする。鼻はよくかむようになった。換気しても、これがあまり変わらなかったので、秋の花粉症的なやつか、あるいは軽い風邪みたいなものをずっとずっと引き続けているのか。すでに十代の頃から後鼻漏みたいなところはあったが。流しの下は、未だに暗黒大陸のままだ。あの物音がする前に、台所側の壁から、何かがぶっつかるような音がする。軒下的なスペースとか、排気口的な穴とか、あの辺に空いているのかどうか知らないが、そういう系のあれがそれしないと、あんな事にならないと思うのだが。一体、マジで何が起きているのだろうか。心霊恐怖番組の、赤外線カメラを是非に貸して欲しいものである。ユーモア小説集を読み終わった。活版印刷の原本を、オンデマンド印刷したような、輪郭の欠けた読みづらさが(これは比喩ではなく、実際のページの話だ)気になったが、内容はとてもよかった。「アルバイト学生」「うちの親爺」の2つが、特にいいと思う。

かちかち山の柔らかいところ

晴れていた。まあ、晴れていた。こういう天気の日に、外へ遊びに行くと気持ちが良いのでしょうね、と思う。1時間にも満たない短い間しか、屋外に居なかったわけだが。電車での移動時間に文庫本を読むのは、これは時間の使い方としてはかなり質がいいと思えるようになってきた。イヤホンをつけたり、つまり耳栓などしなくても、それなり以上の本を読めば、意識が全部持って行かれて、ブロックを重しに縛りつけられたかのごとく、しかも目的駅の2つ、3つ前くらいまで、文字通り没頭の状態になれるのだ。これは、結構本が進む。読む本にも依るが。今読んでいる、遠藤周作の短編集、すごく面白い。『ユーモア小説集』、講談社。文庫の表紙が、星新一のそれみたいで、かわいいねと思っていたが、和田誠の筆によるものだった。そりゃあ、まあ、そうだろう。筒井康隆の、世界はゴ冗談の装画もそうだったはず。見ただけで分かるというのは、それだけで強いですね。この、もにょっとしたデフォルメ、まさにフォルムを欠き落としたような絵は。普段、何考えているのか、という自問の答えを探しているが、何も考えていない、が正解のようだ。ぽけーっとして、沸騰前後を行き来しているお湯が、たまにぽこっと気泡を吹き上げるように、間欠的な発想はあるが、何かを考えていると、ゼラチンに書いたマジックを水に浮かして、パーっと混ぜた時のようになる。帰ってきてから一旦仮眠したので、すげえ気分が悪い。コンビニに寄って、QUOカードの残額でからあげクンでも買って帰ろうとしたのだが、レジに誰もいなくて、呼び鈴もないし、なんかめんどくせえなと思って、財布をしまって出てきてしまった。多分小腹が空くと思うが、そこで腹の足しになりそうなものは、一応、この前買ってきたレトルトがある。バターチキンカレーがあって、これは皿の都合、湯飲みに入れて食べたのだが(熱くて飲めず、タオルで巻いた)、なかなか悪くない。松屋のそれが、バターチキンカレーの名を冠するものの中で一番うまいが、まあ悪くない。ビーフシチューもある。あれも悪くないが、積極的に選ぶ理由に欠ける。どうするか。それはそれとして、流し下の物音、これはもうゴキブリとかちゃちな話ではなくて、ネズミとかそういう類のものなのではないかという結論が浮上してきた。ラップ音のような、弾んで軋む音がして、何かをつっつくような音が続く。私のおうち、果たして大丈夫なのかしら〜〜〜?

aboliminal

朝ごはんに、食べるラー油をかけて食ってみたが、どうにもこいつには色気がない。今まで食べてきた、食べるラー油と頭の中で付き合わせてみると、いくつか指摘できる点はある。1。あまりラー油が湿潤ではない。瓶の中に、具と、それが浸かり溺れんばかりのラー油がなみなみと泳いでいるのではなく、底の、ワンフィンガーくらいの高さのあたりで、どうやらラー油が同封されているらしいと知れる。しかし、印象としては、ラー油が染みた食べる何かのフレークたちwith心づけのラー油という感じがある。そもそも、食べるラー油の概形を成している、あのつぶつぶたちは、一体何なのだろうね? にんにくであるとか、唐辛子であるとかを、揚げた末の姿なのかしら。2。味が油っ気しかない。口の中がねたねたするが、それは並みの油ならばどれでもできる事であって、塩分とか旨味、香りとか、付加価値みたいなものがほとんどない。揚がった油漬けを、化粧もなしにそのまま食っているような感じがあるのだ。これでは、多少高くとも、桃屋やらなんやらのメーカー物を食べた方がいいな、と思った。アタックネオのボトルがなくなった。ので、詰め替えた。もともと、フタ部分で適量を取った後、余分がいい感じにボトル本体へ戻るような設計をしてあるから、詰め替えもものすごく楽チンであった。あの、中にもう一本パイプラインを通して裏筋を走らせたような仕組みは、とても賢いと思う。もっとずっと前から、洗剤とか薬剤であのタイプが採用されていたはずではあるが、自分で実感しているのは今の洗剤にしてからだ。よく晴れた日だった。外には出なかったが。ここで、なんと気持ちの良さそうな日だ、散歩でもしようかしらと身体を伸ばすか伸ばさないかで、ある種の分類ができそうである。そんな気が微塵も起こってこず、洗濯物の仕上がりだけで十分なのだから、報酬系というのか、欲望のシステム体系全体そのものが、何から何まで違うと言ってしまってもよいのではなかろうか。いつかの洗濯で、シェフパンツが竿から落ちていたらしく、大家さんがかけてくれたのか、それが風に流され流されて、ずっと向こうの方でふらふらしていた。外庭に出ないと届かない。参ったな。やる事だけやって、あとは、ぼうっとしながら、本を読まないと阿呆になる、阿呆に、と思って、これはもう人生に付いて回る私的怨霊・脅迫概念みたいなものだが、遠藤周作のユーモア小説集を読んでいた。お堅い人なんかでは全然ないのだなと、毎度見方を改めている。

カーテン黒衣

自分の適正睡眠時間は、9時間とか10時間とか、それくらい長いのではないかと思え始めてきた。一応、世の中には、ショートスリーパーロングスリーパーの区別があるらしい(医学的にそう言われるような区分なのかは分からない)。睡眠時間を確保する方策については、ある程度意識的になろうと思った。ご飯と食べるものがなかったので、困った挙句、そもそもご飯を食べないという選択肢を採用した。バナナが2本余っていたので、それを食べた。スイートスポットがいっぱい出ていた。バナナというものを全く知らない人に、熟したバナナを渡してみると、これは病気にかかった農作物で食べられたものではない、と返ってくる可能性もある。午後に、これ以上何もないのは辛いので、スーパーでちょこちょこ買いに出かけた。ポストに溜まっていた郵便物を、どちゃっと取り出して、それくらい溜まっていた、「ある」という事を確認すると、もうそれで満足してしまって、取らないのである。私の悪癖の中でも、指折りのそれだ。たまに、大事そうな封筒が、雨に打たれて、しなを作っていることがある。中身も、茶色くシミができていたりして、なんかあったりなかったりするのだが、性懲りも無くいつまでも治らないままだ。コンビニで料金の払い込みをして、横断歩道の方へ歩くと、左から自転車がやってきているのが見えた。ぶつかると危ないので、立ち止まって通過を待とうとしたのだが、あちらは私がそのまま移動し、立ち止まったままの、想定では通り過ぎていたはずの空間を走行しようとしたらしく、へにゃっと私の方へ曲がってきて、急いでハンドルを切り直して行き去った。「あーぶねえじゃねえか」と、聞こえるくらいの声でぼやかれたのだが、あそこは歩道だし、自転車は扱いとしては軽車両だし、徐行していないあんたに言われたくないな〜、は〜ぁ、と思った。無闇に気分を害さないで欲しいものである。今まで食べた事がないが、黒にんにくが売ってあったので買った。そもそもこれは何なのだろう。中華調味料コーナーを物色しにいくと、前は冷凍食品の、上から覗き込むような入れ物(正式名称が分からないが、アイスクリームとかが入っているようなあれだ)の上に架けられた棚や、通路にダンボールを置いてそのまま陳列されていたのだが、最近「これらは売れている」とやっと認識したのか、晴れて壁沿いの棚に栄達を果たしていた。ジャンツォンジャンがいっぱいあるので、これからは売り切れる事は少ないかもしれない。嬉しい。他にも、初めて見るものが2つくらいあって、品揃えも拡大したのかもしれない。やったぜ。