他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ひみつ国家USO

昨日の本の話を引き続き、「繊維」「詩雲」がとてもいい。特に詩雲の方は、なんとなく、私がSFだと思うそれそのものに一番近い。でもSFかと言われると、不思議なところも多く、それゆえ変わった味のする短編だった。言うことがなくなってしまったな。感覚で…

ひみつ国家USO

昨日の本の話を引き続き、「繊維」「詩雲」がとてもいい。特に詩雲の方は、なんとなく、私がSFだと思うそれそのものに一番近い。でもSFかと言われると、不思議なところも多く、それゆえ変わった味のする短編だった。言うことがなくなってしまったな。感覚で…

ふぃらんそろぴ

米を炊き忘れることが増えた。薄ぼんやり、という言葉があるが、あれの逆で、濃ぼんやり、しているのだろう。どう読むのがいいのか、元ネタに準ずるなら「こ(い)ぼんやり」になるはずだが、語感がどうにもよろしくないので、「こゆ」にしてもいいし、「の…

ぶと

だらだら読んでいた本を読み終わると、気が抜けて、ただでさえ腑抜けている精神性の強度が著しく失われる。そこここに、やりかけのものを放置することで、それらをよすが、セーブポイントとして記録しているらしい。冷蔵庫の中身が寂しくなり、明日あたりに…

レッツゴーヘリオロープ

今日はすごく寒い。朝から晩まで、通して寒い。白身魚の身みたいだ。三月もあと数えるほどしかなくて、え、もう数えるくらいしかないのかと自分の非生産性、無為の垂れ込みに愕然として恐ろしくなりたいがなれないのでそのふりをするとして、すると今年も四…

使嗾続行

虚無を咀嚼する日だった。意識が続くのがつらい。髪を切ってもいい気がする。前に切ったのがいつか覚えていないが、伸びるのが早くないか。またちょっと寒さがぶり返していて、毛布をかぶって寝た。内側への凝縮をなんとかしたい。したくて止まるなら世話は…

はぽん

初めて火鍋を食べた。日本の鍋みたいなものかと思っていたが、辛いしゃぶしゃぶだった。スープを注ぐ前の鍋の中を見るとものすごいことになっている。沸くと時間経過でどんどん唐辛子や諸々の薬味が染み出してきてスープがものすごいことになる。すごいうま…

動植物

今日やった方がいいことはやったはずである。そうだと思う。そうじゃなかったかな。自信がない。なぜならひとつのことを考えていると忘れているからである。どうだったかな。傘が壊れている箇所を直そうとずっと思っていて、でも欠けたパーツが置いていた場…

必要なものが先になくなる

身体がねばねばしている感じがしていやだ。湿度とかではなく、感覚的にそうするのがとてもいやだ。幻肢痛、違うかもしれないけれど、そんな感じがする。あまりにも食うものがなかったので、朝マックを食べた。ソーセージマフィンは記憶の数倍しょっぱかった…

はじかみ

玄米が底をついたことを忘れていた。ついでに冷蔵庫の中、野菜ストックも合わせて枯渇していることを忘れていた。買い物に行ってもよかったが、目を凝らすとカスみたいな雨が一日中降っている日だったので、外に出たくないあまりに見送ってしまった。食べる…

inverted

プレゼントでもらった抱き枕にしがみつきながら寝た。抱き枕、いいんじゃないかと思い出した時には言い続けていたのが、ようやく回収されたことになる。丸太ん棒みたいなのが来るかと思ったのだが、エネマグラみたいなのが来た。足を絡ませる部分とか、頭を…

下位巨砲

またあんまりまともなものを食べていないため、歯車が狂った感じがする。でも自分が何をまともなものだと思っているのか、そこは分からない。ブラーのブラー、境界の境界、正体がぶちゃっとしている。放散は止んだと思うけれど、滲んでくるものがない。穴ぽ…

地裂

遠藤周作、海と毒薬を読み直していて、人は何で本を読むのかなあ、と考えている。おもしろいとかおもしろくないというのは少し違って、「なんか読める」、というのが私の動機ではあるのだが、要するにそれも換言濃縮すればおもしろさ、なのではないか、違う…

投影学

日中すごく疲れたので、書く元気が残っていない。無精がってトースターで鶏肉を焼いているのだけど、いつも上に載せているバスケットをどけたら(そこにある理由はそこに置いているから以上ではない)、トースター上方の空間はこんなにぽっかり空いているも…

salient savior

昨日の夜、ジュマンジを観た。結構面白かった。ゲームの中に入り込んじゃって、クリアしないと出られないし死ぬ、という、すごくざっくり言うとそういう話なのだけども、所々にキラッと光る場所がある。2時間付き合うならいい選択肢である。続編があるので…

ねこは誰よりもねこ

お徳用割れせんべいの中に、ハート型のそれが混じっていた。せんべいなので起伏があってぷっくりしているが、なんてしゃらくさいものが入っているのだと思った。その気持ちには少なからぬ憤慨が含まれていた。他は無表情の醤油せんべい、胡麻せんべいなのに…

沈殿する積乱雲

お、わかめがある、わかめ大好き、くらいの気持ちで塩蔵わかめを買った。水で戻したら驚いた。前にも同じことをしているはずである。まず、塩っ気がすごい。ひとかけら食べるだけで高血圧になれそうだ。洗ってからもすごくて、洗った容器に塩が残る。塩の水…

ミニマムスイング

虚無が服を着て歩いている日だった。家の中をわずかに歩き回っただけなので歩いているでさえ言い過ぎか。棚で忘れていたじゃがいもが、宇宙生物みたいな目を出して宇宙生物みたいな物体になっていた。今日の分は使って、残りはさすがに気持ち悪いので捨てた…

何も咲いてないけど

随分帰りが遅くなった。こんなはずではなかったのだが。昼に「花まきそば」というのを食った。注文する時、おばちゃんに、これあっさりしてるやつよ、二日酔いの時に食べるやつだからね、本当にいいの、でもね、花まきしか食べない人もいるわ、つって、念押…

hekkaideka

昨日の夜、ゴーストバスターズを観た。何をやろうとしても足を挫く時は、勝手に進んでいくコンテンツである映画を観るのがいいんじゃないかと、気付いたのは何回目か分からないがそうなった。チョイスは、AmazonプライムのおすすめSF欄に出てきたからである…

nitens

いい茶葉をもらっていたので、サジェスチョン通りミルクティーで飲んでいる。素のままだと、体内腔みたいなぎょっとする匂いがしたが、牛乳を入れると気にならなくなり、ついでに味が密度を保ったまま喉を滑り降りていくので、いい茶葉とはこうなるのだなと…

据え付け潰瘍

寝つきに毛布はいらないが、朝方に少し早く目が覚めると、毛布にしがみついた。なくてもいいが、あると気持ちいい、そんな程度に毛布は位置している。外を歩いていると、もうマフラーは絶対いらないし、外套の裏地も外していいと思われた。暑い。この前まで…

涅槃伴走

この頃、夕刻になると、瞼がものすごい重さになる。意識というOSを強制シャットダウンするために、電源ボタンを長押しされているような気分がする。1割くらい残った意識リソースで、ここで寝たら諸々困る、とふんばっているけれど、実際に寝たらどれくらい…

つむり

左の歯を抜いた時も神経にしんしんしたけれど、目下塞がりつつある右の方が、数段しんしんしている。時間が経てば、歯肉が埋まるのか神経がいい感じに辻褄が合うのか、まさに時間が解決してくれるというやつだが、もしかして虫歯になった時はこんな感じなの…

黴染み淀み

昨日に引き続き、身体が疲れる作業があったので、すごいげんなりしている。移動時間ってのはそれだけでもくたびれるもんだな、ということも思い出しているし、何も考えずにぽけーっとしていたくなる瞬間がぽつぽつ顔を出す。気が付けば、先週末からまともな…

枝葉末節わさび

今日は帰りが遅くなったし、疲れることをやったので書く元気が残っていない。昨日輝ける闇と書いたのは夏の闇だった。でもそういうタイトルの本もあったはずだ。

地域通貨的ホールマーク

洗濯物を干せばよかったが、朝は曇っていたから控えたところ、昼からは晴れと言って遜色ない空模様になり、結構溜まってしまったので小さく地団駄を、心の中でよいしょよいしょと踏んだ。字面ではこんなことを言っているが実際はちょびっと、ちぇっ、と思っ…

パース・エイド

まだちょっとだけ血が出ている。前回に比べるとどうにも塞がりが遅い。花粉のせいだろうか。そうしていいならそうしたいが。風呂に入る前後で、目の痒さが格段に違う。ごっつ付着しとるでほんま、と思わざるを得ない。湖畔の愛を読み返し終わったが、後半の…

レタス ザ・常備薬

上着はまだでも、マフラーはかなぐり捨ててもええんちゃうかな、そんな気温で、汗ばみはしないが衣服と身体の間にじんわりとした熱が滞留するのを感じた。流血は止まったけれど、顎の動きに伴ってか、ちわちわ出血はするらしく、口の中の具合が悪くて濯いだ…

高セキュリティうどんぬ

うどんにパスワードをかける。さっき見間違えた文章である。正しくはパスタソースだった。セキュリティの高いうどんとは何なのか。バスターがかかっていたりノートンしていたりするのか。ああ、バスターがあるから、うどんにバスターソースをかければいいの…