他愛がない

日記が置いてあります。タイトルと中身はあまり関係ありません。短編小説も書いてます(https://kakuyomu.jp/users/mezounagi/works)。 twitter:@mezounagi mail:mezounagi★outlook.jp(★→@)

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

種違いの

スーツをクリーニングに出そうと思ったら定休日だった。全く来ていないし、買ったのも3年前くらい、もっと前かもしれないスーツを、一回も洗った事がないという事実に気付いたからである。開いてなかったわけだが。明日持っていくつもりだが、クリーニング…

泣いて涎を垂れる

引き続き、ほとんど何もしなかった日である。むしろ、私が何か積極的に何かをやった日をマッピングした方が早いかもしれない。一年のうち、祝日の合計日数くらいにはなるだろうというか、くらいにしかならないだろうというか。キッチンの棚下に保管して、使…

夏菊

昨日は、全てのエネルギーを使い果たして終わった。今日は、昨日のそれがあったので、それはもう、何もしなかった。バッテリーには100%しかないのだ。本当に何もしなかったが、住宅火災保険が切れたとか、処理しなければいけない書類が何通か来ているのを思…

飽和

今日はもう文字は見たくない。

だから

もう上着はいらないのではないか。あってもいいが、なくてもいい気温だった。春だから、で許される行為の範囲は、どこからどこまでなのだろう。あるいは、今は、春だから、なんていい加減でおおらかな、良くも悪くもある尺度は居場所がなくて、春だろうがな…

直上

用があって外に出た。知らない神社にお賽銭を投げて時間を潰した。二礼二拍手一礼だったと思うのだが、賽銭箱の後ろに文言を書いた札が立ててあって、そっちを読み上げてよしとした。神社の石段が急なのは、ハンバーグに豚肉が入っているのと同じくらいな確…

どちらから見て負け戦

これはものの例えだが、材料がなければ、サンドイッチ屋はサンドイッチを作れない。作ってくれと言っている本人が材料を寄越してこなければ、何もする事がないのである。パン切りナイフを研いだり眺めたり、昨日のパンの耳をラスクにしたり、それくらいしか…

かけ汁

何もしなかった。ほにゃーん、としていた。どうするのだろう。しばらくここまで低調というか、いや、これは低調というよりは全く波風が立たない状態と表現するのが正しい気がするが、こんな状態にならなかったので、対処法、身の処し方、やり過ごし方、その…

敗走潰走

精神が低調なままなので、ぷりぷり県を読み返している。こういう作品のいいところは、読んだところでこちらに全く影響を与えてこないところである。光を当てても、現実との照応部分が少ないので、そのほとんどが反射してこない。それがいいんじゃないか、と…

忘れた頃に

びっくりした。氷雨が降ったし雪も降った。東京電力管轄下は停電の恐れが生じるくらい、つまり極めて寒いので各戸で暖房がフル稼働しているのと先日の地震で稼働停止している発電所があるのと、不幸な要因が重なってピンチになっている、らしい。ニュースで…

破鏡再び照らさず

ほとんど何もしない日だった。中身が、身体の中身が、ぼどぼどと音を立てて溢れている感覚がした。私はこれを「こぼれて」と読むのだが、何かのゲームボイスで「あふれて」と読まれていて、そこはどう(私が)考えても「こぼれて」の方が文脈に適合していた…

同じところをぐるぐる回っている

『エロ事師たち』を読み直し始めた。持っている本の中でも有数に草臥れた本であり(これで「くたびれた」なのか)、買ってから日が浅いはずなのだが、それほど連れ回しただろうか。最前に読み終わった藤枝静男随筆集には、音読して滑らかに意味の通じない文…

脳細胞のフリ

マックの話をしている時に、チキンクリスプが好きなんですよ、と言われたのをやけに覚えていて、今日の帰りに買って帰った。一緒に頼んだのはスパチキで、レジの電光にもスパチキの文字が出ていたのを目で見たのだが、入っていたのもレシートに印字されてい…

金銀財宝に含まれない諸々

今日は、ドラッグストアと米屋に行く時間はあったのだが、朝からずーっっっと雨が降っていたので行かなかった。ずっと降っていた。今も降っている。ついこの前もそこそこの揺れが来たが、こういう寒くて雨の降っている日に取り返しのつかないやつが一発ドカ…

後嗣

ゴミ袋がいっぱいになったので、手遅れになる前に縛った。今回は、普段に比べるとそこそこ早い段階での処理である。もう4回くらいぎゅむぎゅむして、底に沈まないくらい詰まっていたからかもしれないが、前回前々回、そのさらに前くらいは、蓋が閉まらなく…

放物線を描いて家に帰るよ

トマト煮込みを作った。オリーブオイルで炒め始めるより、鶏油でやった方が美味しかった。違いはなんだろうか。美味しかったからいいか。専門家でもなんでもないし。にんにくっておいしいなあ、何に入れても大体おいしいもんなあ、さすがに入れないものもあ…

わくわく放牧回廊

髪を切った。頭が軽くなった感じはない。前髪が視界に引っ掛からなくなった。どうしますかと聞かれたその返答が、相手には聞こえなかったらしくて3回も4回も繰り返した。注文のために店員を呼び止める必要がある時とか、通りのいい声が羨ましいねと思う。…

エナジーボール以外の形状

昨日、昨日だったかな、チキンを食べる時に、サンガリアのエナジー風味炭酸ドリンクも飲んでいた。ラベルには実体のないふわふわした、元気とかなんとか、そんな事ばかり書いてあった。エナジー風味という書き振りが気になった。風味とは、ふうみで、なんか…

物臭

痒い……。目が痒い。外を歩く時は目が痒い。眼鏡の両レンズの端っこに、頭部上半分付近の花粉全てを吸引する空気清浄機妖精みたいなものが乗っかっていればいいのにと考えるくらいに痒い。猛烈な痒さなら、それはそれでのたうち回って、自分でも分かりやすい…

カニクリームコロッケのクリーム煮、サワークリーム添え

前回がいつか忘れたが寝坊した。リカバリは十分効く程度の寝坊だったが、朝のルーチンをこなせなかったのでとても気持ちが悪かった。ついでに、外にいると、目が尋常でなくしぱしぱする。開けていられないほどではないが、普段の目つきの悪さを2、3割増し…

如在

危うく書き忘れるところだった。たまに日常のルーチンからするりと抜け落ちて、そのまま寝てしまう事がある。別に書いた書かないで生死を分つ問題になりはしないのだが、やっておかなければ気持ちが悪いという、程度と言っていいのかそこまで染みた習慣とい…

種の保存本能を保存する本能を……

今日はほどほどに色んな事をやったと言えばやったのだが、人に言うような形で消化できていないので書く事がない。ないので考えたり捻り出したりするしかない。今日はそれくらいの元気というか精気はある。よく、それもなかったりするが。私の祖父が、歯磨き…

落ち着いて寝られる色の天井

西尾維新『少女不十分』を読んだ。この本を書くのに10年かかったとは本人の談だが、2015年くらいの本だっけ? と思って奥付あたりを見たら2011年にノベルスで出たのが初出だったので、私はこの本を読むのに10年かかった事になる。どこかの英雄オデュッセウス…

精神の調子がなかなか元に戻らない。花粉症で頭がぼーっとする症状があるらしいから、もし最近のそれがそれと同じなのだとすれば、春中ずっとそんな事を言い続ける羽目になる。というより、多分年中どこかで穴ぼこに落ち込んでいるので、一月は正月で、二月…

えび満月

精神が分からない。ぶらっぶらしている。藤枝静男の文章は、極細の線を、太さが一切変わらないまま、シャッ、シャッ、と引き続けているような感じがする。焦点が定まらない。苔になって、それからもろもろ崩れ落ちていくようだ。

self evil evident

なんでそんなもんのそんな箇所で指を切るのか、という場所で指を切った。コピー用紙やじゃがりこみたいなカップ容器の説明書きには、だいたい「紙の端で指を切る事がありますのでご注意ください」と書いてあったりするわけだが、鋭利で薄い、普段はなんでも…

避避妊

貧乏籤というのではないが、必ず生まれて、誰かがやらないといけなくて、でも誰もがやるのではない仕事が回ってきがちである。表でぶいぶい言わせる欲求が薄いので平気であるが、得な性分ではない。頼まれたら断れないというか、断るに足ると自分で判断でき…

いい日すこやか

眉村卓『司政官』を読み終わった。最後の「限界のヤヌス」がとても気に入った。人類が宇宙の惑星に植民する時代、惑星連邦が植民先の統治のために派遣する管轄者みたいなのが「司政官」という役職にある人物なのだが、時代と共に変遷する、植民先での司政官…

あるけど選ばない方の道

棚に梅酒のでっかい瓶が残っているのを思い出したので、湯で割って飲んでいる。食べ物については、ずっと残っているよりはない方がいい。梅酒は嫌いではないし、分類するなら好きな方に入れるだろうけれど(そもそも他の酒は飲めない)、しかしやっぱり酒を…

煮て逃げ出す

何かを整えるには、その対象物に対して、金銭的な契約関係があるか、そのものがほぼ無条件でだぁいすきじゃないとやれないだろうなと思った。当たり前かもしれないが。事実を事実として体感するのは難しいのである。電車の中で物を落としたら、落下させた真…